こんにちは、nikoです。
皆さまは、ペットを飼っていますか?
私は、今居る2にゃんずの前に(年月が空いていますが)ワンコも飼っていました。
今日は、初めて飼った愛犬ポチくんの命日です。
子どもあるある「犬が飼いたい」
私は特別動物好きというよりは、典型的な子どもあるあるだったのだと思います。
小学5年生の頃、犬を飼いたくて、近所にいた野良犬を自宅の狭い庭に招き入れて、餌をあげました。
その頃は昭和ですから(?)まだ外で野良犬を見かけるとか、猫の放し飼いはごく普通。
招き入れた野良くんは、茶色い雑種の風貌で痩せていました。
そして…どうなったかというと…
翌朝、庭に下痢確定な糞を残して、去ってしまいました。
その時は、子ども心にただ『わあ…。』と凹みました。しかし今振り返ると、野良生活は厳しいから、お腹の具合が良い方が珍しかったのでしょう。
ペットショップ(?)から柴犬を買ってもらう
そんな私を見かねて、父が柴犬を買ってくれました。
地元にあった昭和のペットショップみたいな所で、柵の中に柴犬の子犬が数頭コロコロ…。
その中の一頭(ポチくん)を選んだ訳ですが、その時に店主が「その子は背中に白スジ柄があるから少し安い」と話すのを耳にしました。
私は当時、その言葉の意味を深く考える頭もなく、ただ「上から見て、すぐに(ポチくんと)わかるからいい」と言いました。チャームポイントって捉えたんですね。
今、生体販売禁止が叫ばれていますが、なぜなのか?…全く知らない子ども時代でした。
外犬になるか?家犬になるか?の分かれ道
家に迎えられ、ポチくんは幼少の数ヶ月を過ぎた後、ずっと外犬として生活しました。
朝夕、お散歩をして、冬は犬小屋にお布団を入れて、夏は蚊取り線香焚いたり…そんな感じのお世話でした。
その頃は、それが普通で私もそういうものだと…大抵の和犬は外飼いと思っていました。
10年が過ぎ、当たり前ですが、ポチくんは年老いてきてました。そして…ある日、母が近所をうろついていた小さな迷い犬を招き入れ『飼う』と言い出しました。
まだ小さかったのと、育っても大きな猫くらいの大きさだったことから、その子はお散歩以外ずっと家の中で生活するようになりました。室内飼いってやつですね。
十人十色のペットとの距離・飼い方
それから、迷い犬(チルちゃん)を迎えてから約一年半後に、ポチくんは亡くなりました。
14歳でした。
茶色い毛は(特にお顔周りが)白くなり、目も白濁してきていていました。
年老いると髪が白くなり、目が白濁する…ワンコもニンゲンと変わりないんだなと思いました。
ポチくんは、うっすら雪が降った春先の朝に、犬小屋の中でひとり亡くなっていました。病床ではなく、ごく普通に生活していました。
…でも…私たちが鈍感で気付かなかっただけで、前から調子が悪いところがあったのかしら?…家の中で一緒だったら気付いていたかな?
お互いが幸せな距離感で暮らしたい
時代が変わったから?と思ったりしますが…やはり、動物(ペット)にどう接するか、どう共存するかは、出会ったニンゲン次第なんだなと思いました。
私の親の世代では、ワンコを室内飼いする人は少なかったと思います。
今の方が断然いい。
犬猫は外で自然に自由に生きる方がいいと思っているはず、と言い切る人もいます。
でも、寒い日に身を守るものもない外と、フカフカ布団とフードが置いてあるニンゲンのいない小屋が開け放たれていたら?
本当に、ニンゲン次第なんだな。
ポチくん…完全室内飼いは無理でも、寒い時は玄関の中とか、もっと近い距離で一緒に暮らせば良かったな…。
今居るネコが可愛いければ可愛いほど、あの頃、もっとポチくんに寄り添えば良かったと思う現在の私です。
虹の橋で逢えますように
最近のTwitterに
『虹の橋にいる子たちを思い出すと、その子にお花が降り注ぐ』
というツイートがあったそうですね。
ポチくんにも、たくさんお花が降り注ぎますように。
今日は特に、ポチくんが寂しくないように、ポチくんのことを思い出して過ごします。
最後まで読んで下さり、ありがとうございます。
感謝です (´人`)
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